第23回進化計算学会研究会は,2023年3月6日(月)〜7日(火)に東京都立大学(日野キャンパス)で開催します(現地開催のみ). コロナの状況によってはオンラインのみの開催(会場のネットワーク都合によりハイブリッド開催はできません)になる可能性もあります.
口頭発表(発表25分,質疑応答15分,コメンテータ2名による討論)とポスターセッション(フラッシュトーク2分程度と60分程度のポスター発表)の予定です.*皆さまからの多数の発表申込, 参加申込をお待ちしています.*
進化計算学会
2023年3月6日(月)〜7日(火)
東京都立大学(日野キャンパス) 2号館講義室A (キャンパスマップ)
交通アクセス(大学HPより抜粋)
※ 2つ目のルートについてはバスの本数にご注意ください.
講師:久保田 直行 教授(東京都立大学)
題目:トポロジカルインテリジェンスと進化計算
概要:近年,Cyber-physical Systemsの拡張として,Cyber-physical-social SystemsやCyber-physical-human Systemsなど,人間の内面や社会的な関係を明示的に扱う研究が増えてきている.このような背景のもと,本研究では,現実世界をサイバー空間に再現し,シミュレーションや分析を行うデジタルツインに対し,現実世界の「構造」や「関係性」をサイバー空間に再現し,シミュレーションや分析を行うトポロジカルツイン(topological twin)に関する方法論を提案し,トポロジカルツインを実現するための知能化技術の総称として,トポロジカルインテリジェンス(topological intelligence)に関する概念を提案してきた.具体的には,ビッグデータから抽出されたトポロジカルな構造や関係に対し,階層的なトポロジカルマッピングやグラフィカルモデリング,ナレッジグラフエンベディング,グラフニューラルネットワークなどを適用し,知識獲得,機械学習,予測,探索などを体系的に扱うことを目的としている.さて,トポロジカルな構造は,どのようにして生まれるのであろうか.筆者らは,物理的な構造や関係性における差異と,その知覚により生成されると考える.ベイトソンは情報を「差異を生み出す差異」と定義しているが,本研究では,「知覚的差異を生み出す物理的差異」を対象に,コミュニケーションに基づく差異の知覚に関する理論的な体系化を試みている.本講演では,まず,差異の知覚から生み出されるトポロジカルな構造について考察し,次に,トポロジカルツインやトポロジカルインテリジェンスに関する概念について説明し,進化計算の果たす役割について検討する.
日時:2023年3月6日(月) 16:30 - 17:30
詳細プログラム(2月22日版)
詳細プログラム(3月1日版)
3月6日(月)
12:30~ 受付開始 兼 ポスター貼り
13:00 - 14:30 ポスターセッション 1
14:30 - 14:40 休憩 兼 ポスター撤収
14:40 - 16:10 ポスターセッション 2
16:10 - 16:30 休憩 兼 ポスター撤収
16:30 - 17:30 特別講演
19:00 - 21:00 懇親会(仮) 八王子駅周辺にて
3月7日(火)
9:10〜 受付開始 兼 ポスター貼り
9:40 - 11:10 ポスターセッション 3
11:20 - 11:30 表彰,次回研究会のお知らせ,閉会
本研究会への参加は,申込サイトに必要事項を入力してください.
本研究会は,進化計算学会の会員ではない方(非会員)も参加可能です.非会員の方は,進化計算学会への入会(会費無料)もあわせてご検討いただければと思います.こちらからお手続きいただけます.
参加費:無料
登壇費:3,000円(1件あたり)
※ 登壇費用は銀行振込でお支払いください.振込先は申し込み時のGoogleフォームからの返信メールに記載します.
懇親会(現地)の開催の有無をコロナの状況を考慮して開催の1-2週間くらい前に決定します.懇親会費用は現地で徴収予定です(現状では開催が未定のため).
E-mail: sig-office[at]jpnsec.org