第12回進化計算学会研究会は, 3月13日(月)〜14日(火)に九州大学大橋キャンパスで開催されます. 従来通り,連動投稿および一般投稿を募集いたします.連動投稿は,採否決定までの期間を短くできるメリットがあります. この機会に投稿をご検討ください.
口頭発表(発表25分,質疑応答15分,コメンテータ2名による討論)とポスターセッション(フラッシュトーク2分程度と60分程度のポスター発表)の予定です.皆さまからの多数の発表申込, 参加申込をお待ちしています.
進化計算学会
2017年3月13日(月)〜14日(火)(13日午後開始)
九州大学大橋キャンパス5号館3階 531教室 (公式サイト, キャンパス地図, 大橋周辺昼食地図, アクセス)
〒815-8540 福岡市南区塩原4丁目9番1号
講師:廣瀬 慧 准教授(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
題目:進化計算研究者のための統計解析及び機械学習
概要: 近年,様々な分野で,ビッグデータを解析するための統計的手法が必要とされている.ビッグデータ解析を行うためには,まずは「PCやスパコンで実際に計算すること」が必要となる.たとえば,回帰モデルの変数選択で用いられるLassoは,(ある条件のもとで)変数選択が連続凸最適化問題となる. これは,解きやすい問題設定となっていることを意味しており,たとえ変数の数が莫大にあったとしても(たとえば,数千〜数万であっても),市販のPCですぐに計算することができる.一方で,Lassoは,限られた状況でしかうまく機能しないことが知られている.なぜなら,問題設定が単純すぎて,現実の複雑な構造を推定する事ができないことが多いためである.このような複雑な構造を推定するためには,計算効率の悪い,非凸最適化問題・離散最適化問題を解く必要がある事が多い.以上より,ビッグデータ解析では,実際に計算することができ,かつ複雑な非線形構造を推定できる柔軟な手法が必要となる.本講演では,実際のデータ解析で必要とされる最新の統計解析手法およびその計算アルゴリズムを紹介し,それらのテクニックが進化計算の分野でどのように活かされるかを解説する.
日時:3月13日(月) 16:30 - 17:30
詳細プログラム(2月24日版)
*ポスターはA0判~B0判でご準備ください.
*メールによる申込からWebに変更いたしました. ご注意ください.
参加申込・発表申込サイトで, 必要事項を記入してください.
日時: 3月13日(月)18:00~20:00
場所: 丸秀鮮魚店 大橋店(福岡市南区向野2-13-2, TEL: 050-3476-4482)
会費: 一般:4000円, 学生:2500円
内容: 活〆博多ゴマサバから始まり,刺身盛り合わせ,寒ブリしゃぶ鍋と福岡ならではの魚を堪能し,日向地鶏炭火焼きや幻の五島うどんと九州の味覚,その他にもカキ料理やキノコと魚の焼き物までついています.もちろん,2時間飲み放題もセットです.まだ懇親会参加申込をされていない方は,お急ぎください.
申込締切: 懇親会の申込み,申し込み内容の変更は,3月6日(月)までにお願い致します.既に参加申し込みされた方は,申し込み完了メールにあるリンクから懇親会の申し込み内容を変更することができます.
3,000円(口頭発表・ポスター発表一律)
大阪大学大学院情報科学研究科 畠中利治 TEL: 06-6879-7836, E-mail: sig-office[at]jpnsec.org