第2回進化計算学会研究会/第8回進化計算フロンティア研究会の合同研究会を,2012年3月9日(金),10日(土)に,大阪大学にて開催いたします.第一線で活躍する研究者同士による深い議論の場を提供するための口頭発表(発表25分,質疑応答15分,コメンテータ2名による討論)ならびに,萌芽的な研究やアイディア交換の場としてのポスターセッション(発表および討論で90分程度)の 2形式を企画しております.
今回の研究会では,進化計算学会論文誌への連動投稿が可能となっています.連動投稿の制度を利用して頂くと,研究会当日に査読結果がでるため,論文誌採録までの期間を非常に短くできるというメリットがあります.連動投稿を希望する場合は,講演申込の際に,「口頭(連動投稿)」を選択してお申し込みください.審査申込と原稿の〆切が,一般発表に比べて早めに設定されていますのでご注意ください.スケジュールの詳細については下記をご覧下さい。
最先端の質の高い研究についてじっくりと議論するとともに,次世代を担う若手の研究者(学生を含む)のための研究発表の機会を提供したいと考えています. 多数の講演申し込みを心よりお待ち申し上げております.
進化計算学会,人工知能学会 進化計算フロンティア研究会(SIG-ECF)
2012年3月9日(金)〜10日(土)
大阪大学豊中キャンパス 大阪大学会館
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-13
阪急電車宝塚線石橋駅、大阪モノレール柴原駅より徒歩約15分
講演者 :吉田雅明(専修大学)
講演題目:進化経済学をつくる
講演概要:
進化経済学会は、既存の経済学のあり方に疑問をもち、なおかつ全く新しい基本設計の上に経済学を構築しようとする人々が合流して1997年にできた学会です。その旗印の一つは多様性ではありますが、結成10数年を経て、既存の経済学に対抗し代替しうる経済学の整合的な体系を構築しようと『進化経済学基礎』編集メンバーは立ち上がりました。経済社会を1つのシステムとして捉えるため、「経済主体の能力有限性」と「時間不可逆性」を社会の基本属性とし、そこから派生する制度・バッファ等を加えて基礎概念を整備、その上で経済主体を{複製子+相互作用子}としてモデル化し、それらの不可逆時間下の相互作用系として経済社会システムモデルを構築、その振舞いによって「制度」「進化」を分析するというかたちを整えました。加えて、社会科学のあり方のレベルから進化経済学という運動を進めるために、ラカトシュモデルに代替する社会科学のための科学モデルも用意しました。当日はこうした進化経済学の基本ラインとあわせて、それが必要とする計算モデリング技術についてもお話しし、皆様と意見交換ができれば幸いに存じます。
口頭発表:6〜12ページ,ポスター発表:2〜6ページとします.フォーマットは,こちらをご覧下さい.
3,000円(口頭発表・ポスター発表一律)
以下のフォームに必要事項をご記入の上,件名を[合同研究会講演申込]として,電子メールで ecf-office [at] ic.dis.titech.ac.jp 宛にお申し込みください.
<<<第2回進化計算学会研究会/第8回ECF研究会 合同研究会 講演申し込み>>>
論文題目:
著者・所属:
論文概要(300字程度):
キーワード(5個以内):
発表種別: 口頭(連動投稿)/口頭(一般)/ポスター(一方を消してください.)
連絡先:
氏名:
所属:
区分:一般/学生(一方を消してください.)
住所:
電話:
FAX:
E-Mail:
連絡事項:
<<<<<<<<申し込みフォーム ここまで>>>>>>>>
研究会への参加登録は必要ありませんが,懇親会への参加登録は必要ですので ご注意ください.
懇親会への参加を希望される方は,[合同研究会懇親会参加希望]として, 氏名,所属,連絡先,一般/学生区分を明記の上, hatanaka [at] ist.osaka-u.ac.jp までメールでお申込ください.
研究会参加費:無料
懇親会参加費:一般 3,000円、学生 1,000円(当日会場で徴収します)
大阪大学大学院情報科学研究科 畠中利治/TEL(06)6879-7834, FAX (06)6879-7836, E-mail: ecf-office [at] ic.dis.titech.ac.jp