第4回進化計算シンポジウムを下記の通り開催致します。本シンポジウムは、国内の進化計算の研究者が年に一度合宿形式でじっくりと議論する機会を持つことを目的として企画され、第1回が洞爺湖温泉、第2回が登別温泉、第3回が那覇で開催されました。第4回は場所を福岡に移しての開催となります。進化計算にご関心のある多くの方々にご参加頂きたいと思います。
プログラム(最終版,12月3日更新)は,こちらからダウンロードできます.
レイクサイドホテル久山 (福岡県糟屋郡久山町大字久原1822、TEL 092-976-1800)
発表申込は、こちらからお願いいたします。
(注)上記リンクをクリックしますと、セキュリティ証明書の警告が出ますが、問題ありませんので、そのまま接続して下さるようお願いいたします。
原稿フォーマット:
・Word format
・TeX S-jis set
・TeX EUC set
1件の発表に付き4~8ページ程度(3MB以内)を想定しております。(容量を超過する場合には、事前に実行委員(ec10submit [at] jpnsec [dot] org)までご連絡下さい)
投稿について:
ファイルは全てPDF形式で、こちらからお願いいたします。
(注)上記リンクをクリックしますと、セキュリティ証明書の警告が出ますが、問題ありませんので、そのまま接続して下さるようお願いいたします。
講演の形態は全てポスターとなります。また、セッション開始直後にPDF形式のスライドを使って1件につき3分以内(発表2分30秒+交代30秒)のショートプレゼンをしていただきます。
ポスターは86 cm(幅)x 120 cm (高さ)以内で作成して下さい。(パネルサイズは86 cm x 178 cm,A1タテ(594x841mm)の大きさの紙が横方向に少し余裕を持って掲示できるくらいの大きさです。)貼付け用のテープ等は会場にて準備致します。
ショートプレゼン用資料はPDFが原則となっています。会場にはパソコン及び接続用のプロジェクタを用意しております。発表者は、12月15日(水)までに(ec10submit [at] jpnsec [dot] org)宛にPDFファイルを送信するか、セッション開始30分前までに設置パソコンに発表用のPDFファイルを保存して下さい。 保存用のメディアはUSBメモリにてお願いします。ショートプレゼン発表時に特別な機材を必要とされる方は、事前にご連絡下さい。また、ポスター発表時にノートパソコン等を使用する方は、机(長机ですのでポスター発表には若干邪魔になります。)とコンセントを用意いたしますので、事前にご連絡ください。
人間意思決定プロセスの進化的理解
--社会科学における理論的枠組みとしての進化計算--
佐山弘樹 先生
Director, Collective Dynamics of Complex Systems Research Group Binghamton University, State University of New York
内容:
進化計算は、工学や計算科学の領域ではもっぱら探索や最適化のための道具として利用されていますが、少し見方を変えてみると、「進化」という複雑な現象を単純化し操作可能にした、扱いやすい理論モデルとしての利用価値ももっています。進化は、生物の発展にとどまらず、物理的・社会的・経済的・文化的・情報的な様々な現象の時間発展を記述するのに役に立つ概念なので、進化計算もそうした多様な領域で計算モデルとして役立つ可能性を秘めているといえます。
本講演では、話者がNSF(アメリカ国立科学財団)の支援のもと、社会科学者らと共同で行っている「集合的意思決定に関する進化的視点」プロジェクトについて、計算機シミュレーションと被検者実験による結果を交えながら、その概要をお話しします。進化計算の枠組みが技術的な問題解決以外の目的にも応用可能であることをお伝えできればと思います。また、話者は海外で大学教員をしているという比較的小数派な境遇にあるので、そのことに関するこぼれ話なども時間が許せばお話ししたいと思います。
合宿形式で行いますので、会場にご宿泊ください。こちらから11月26日までに参加登録をお願いします。参加登録後、参加費用を事前振込ください。
(注)上記リンクをクリックしますと、セキュリティ証明書の警告が出ますが、問題ありませんので、そのまま接続して下さるようお願いいたします。
参加費用:
参加登録費(社会人) | 10,000円 |
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参加登録費(学生) | 8,000円 |
宿泊費(夕・朝・昼付) | 12,000円 |
12/18の昼食代(オプション) | 1,050円 |
振込先:
西日本シティ銀行大橋支店 |
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(普通)1486050 |
ECシンポ高木英行 |
12月18日は昼食後すぐシンポジウム開催です。会場周辺には食事をする場所がないので、オプションの昼食を申し込まれて会場で昼食を取られることをお勧めします。
本シンポジウムは合宿形式で、1泊3食付が基本です。事情により1泊3食付ができない場合は個別対応になりますので、参加登録システムのコメント欄に書いて相談ください。
このシンポジウムでは、近年目覚ましい発展を遂げている進化計算を対象とし、関連するすべての進化計算の理論、開発、応用をトピックとして取り上げます。主なトピックは下記の通りですが、これに限定しません。
本シンポジウムで発表した若手研究者を対象にIEEE Computational IntelligenceSociety (CIS) 日本支部 Young Researcher Awardを選出し表彰します。対象は、発表時点で35歳以下の方です。YRAでは、発表のみではなく論文審査による評価も行うため、希望者は発表申込時に「YRA希望」と明記し、後述のYRA表彰応募者原稿締切日までにご投稿下さい、なお、受賞にあたっては、IEEEの会員(学生員含む)であるか、会員登録手続きを完了することが必要ですのでご了承ください。
本シンポジウムで優れたポスター発表を行った学生を対象にベストポスター発表賞を授与します。また、全てのポスター発表の中から最優秀発表賞を選出し表彰します。
・IEEE Systems, Man, and Cybernetics Society 日本支部
・システム制御情報学会
・情報処理学会 数理モデル化と問題解決研究会
・進化経済学会
・人工知能学会 進化計算フロンティア研究会
・電子情報通信学会
・電気学会 システム技術委員会
・日本機械学会 計算力学部門
・日本計算工学会
・日本航空宇宙学会
・日本神経回路学会
・日本知能情報ファジィ学会
・日本ロボット学会
World Congress on Nature and Biologically Insipred Computing (NaBIC2010)(12/15-17、北九州)にお知り合いのご参加者がおられましたら、連続開催の進化計算シンポジウムへもご参加をお声掛けください。
なお、NaBIC2010と本進化計算シンポジウムの両会議に参加登録された方には、JR小倉からJR博多までの新幹線回数券を提供致します。
・実行委員長
・高木 英行(九州大学)
・プログラム委員長
・吉川 大弘(名古屋大学)
・実行委委員
・大林 茂(東北大学)
・小野 功(東京工業大学)
・木村 元(九州大学)
・棟朝 雅晴(北海道大学)
ec10submit [at] jpnsec [dot] org